潔い男達
ご近所の話で恐縮だが、私の住む町内の男達は実に潔く、あちらの世界へ旅立っていく。
今年、年始めに一軒隣のご主人が他界されたばかりなのに、その長男がちょうど1ヶ月後にあとを追うように旅立った。
その長男とは小学校の同級生で、新年会で久々に飲んだばかりなのに何とも足早だった。
さらにさかのぼれば、2年前には前隣りのご主人が家庭菜園の作業中に気分が悪くなり、そのまま逝った。
さらにさかのぼれば、右となりの院長先生は、2階の屋根から落ちて逝った。さらにさらに左となりのご主人も散歩中に旅立たれた。
うーん。次は私か? なんて気にもなってしまう。
しかし、逆に90数歳でまだ運転もこなすじいさんが町内にいることも真実だ。
生きるのなら元気がいい。
ひとつ「ぽっくり地蔵」さんでも建立して……などと考えてしまう。
私に何かあった時は、そういう土地柄だと思って欲しい。
日時:2008年3月 7日 19:29