完全データのツボ5
完全データのツボ5 クリッピングマスクで完璧
クリッピングマスク(以下マスクと略す)ができれば完璧なデータ作製ができる。
裁ち落とし(縁なし)には、必須事項だ。
罫線の裁ち落としや色帯の裁ち落としもガイドにぴったり入れることはなかなか面倒だが、マスクができれば多少大きめに作っておいてマスクしてしまえば、綺麗に94×58ミリとなる。
https://www.click-i.net/dm/kaisetu_1.htm
上記の名刺の作り方を詳しくは参照していただきたい。
マスクが不要なように見えてもドロップシャドーやぼかしなどを使うと画像として広い部分が使われる場合がある。
その場合もマスクをすれば大丈夫だ。
確認はイラストレータの配置でリンクを選び、作製したファイルを配置してみてサイズが94×58ミリになっていればOKとなる。
また、マスクを写真などのアタリワクよりはみ出したものだけにする方もいるが、全てのデータに対してマスクした方が間違いが少ない。
当店が画像確認のために送るjpeg画像のコメントに下記のものがあります。
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画像には裁ち落とし(縁なし)用のドブ(切り落とされる部分)が
含まれています。
トリミングはしていません。まわりに空白の部分ができる場合が
ありますが、マスクされた画像の下にデータがある為です。
印刷時には無視されます。
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マスクされた画像の範囲も含まれてjpegが書き出されるためです。
ところが、ひとつ問題がある。
「隠す」コマンドだ。
「隠す」で隠れているデータは全てを選択したつもりでも選択されていない。当然だが。
そのため、マスクはされない。印刷の範囲としてはしっかり認識される。
それがアタリワクの外側にあれば、94×58ミリよりも大きくなってしまう。
必ず「隠す」コマンドで隠したデータは全てを表示で表示させて不要ならば削除しておくことをお忘れなく。
日時:2008年4月26日 08:05