エステサロンのチラシが客層を決めるという現実
エステサロンの価格競争は厳しく、「今ならお試し脱毛500円!」とか言ってますね。
「お金を払ってくれるお客様が来ない」という理由は、チラシにあるかもしれませんよ。
エステサロンのチラシというとどんなものを思い浮かべますか?
「春までにマイナス10cm!脂肪撃退なんとかマシーンお試し500円!!!」のようなキャッチコピーに
「それ、嘘ですよね」
というようなコラ画像的なビフォーアフター写真。
これでは
「安くて早くて努力しないでちゃっちゃと痩せたい」
という、格安ジプシーなお客様しかやってきません。
お試し500円のからくりも、「それ嘘だろ」というPhotoshop加工写真も見抜けないようなお客様がやってきて、お試しするだけして「なんだ痩せないじゃーん。うそつきー」という濡れ衣を着せて二度と来ないようなお客様ばかり集まってしまうのです。
こういうお客様の中から、鞘当的に正規の値段を払ってくれるお客様を探すというのなら良いのですが(こういうひとは大概続かない)、そうではなく、長いお付き合いが出来るお客様に来ていただくのなら、チラシ・サイトの作り方を変えます。
その1 煽らない
「今だけ500円!」「絶対夏までに-15kg痩せたい!」「たった5分でらくらくサイズダウン!?」とか煽らないこと。イメージを高めつつ、痩せた後(綺麗になった後)をイメージできるものがよいでしょう。
その2 コラ画像・加工写真を使わない
Photoshop加工写真は、バレます。ビフォーアフター写真は正しいものを使いましょう。
また、いくら正直画像だとしても、見たくない脂肪でっぷり写真とかもやめたほうが無難です。
煽っているつもりなのでしょうが、嫌悪感が出た場合、そこで思考がストップします。チラシは捨てられて終わります。
その3 嘘感想を載せない
感想を載せることは良いのですが、嘘はいけません。
これも見抜けます。「本当に1回でマイナス7cm!ここのエステサロンに決めました!」とかって、マイナス7cm!と言っている人が明らかにスリムな写真で、「これ以上通ったらウエストなくなるんじゃないか」とか、なぜ疑問に思わないのかなーとか考えます。
その4 施術者が明らかに美しくない
説得力に欠けるので、一番きれいに撮れている写真を使ってください。
その5 サロン内部写真・サロン外観写真が素材集写真
じゃ●んの広告じゃないのですから、自分のところの写真を載せましょう。
きちんとしたお客様に来ていただくには、
「きれいな写真」
「正しいことを正しく魅力的に伝える文章力」
「正しい感想を載せる」
「美しいサロンオーナー」
「サロンの内部・外観写真(自分のところの)」
このポイントを抑えてチラシ・サイトを作成するだけです。
余計にお金がかかる画像加工とか、ありもしない感想ライティングに時間を費やしたりする必要はありません。
まじめにやっているところは、ちゃんと売れるチラシを作ることが出来ます。
広告会社に載せられて、イメージダウンしてしまう煽りチラシなどを作ってしまわないように注意しましょう。
writing:櫻庭由紀子
日時:2013年12月 9日 12:51