変形名刺の効能
名刺といえば55×91mmです。
このサイズが一般的なのですが、ちょっと大きさや形を変えると、印象に残る演出ができます。 「花名刺」って知っていますか?
京都の舞妓が持つ名刺の一種で、舞妓のイメージに合うような図案や着物の柄などを施した、通常の名刺を縦に半分にした大きさのものです。
名刺の大きさが縦に長く、スマートですね。
受け取った人も千社札を思い出して、粋な気分になります。
このように、デザインに大きさやカットを入れると、また違うイメージを伝えることが出来ます。
カットでよく使われるのは、「角丸」。
女性の名刺に施すことが多く、角を丸くカットして、柔らかさを出します。
角丸を対角線上にだけにすると、動きがある名刺になります。
デザインに含めて、ロゴの配置を工夫すると面白そうです。
花名刺ほどではなくても幅を狭めると、スマートな印象の名刺になります。
どうもロゴとキャッチコピーの居心地が悪い、名前を大きく載せると野暮ったい、となったときに、この幅を変えてみるとしっくり来る場合があります。
91×55mmにこだわらず、大きさやカットを変えてみると、印象が変わります。
また、覚えてもらいやすいこともあるので、競争が激しい業種の方は、変形もデザインに加えてみると良いかもしれませんね。
注意点は、必ず名刺入れに入る大きさにすること。
入らなければ、名刺フォルダにも入らないことになってしまうので、保存される確率も低くなってしまいますよ。
花名刺のサイズ、着物販売スタイリストさんとか芸人さんとかに良いと思うのですけどね。
試してみてください。
変形名刺についてはこちらから
Writing:櫻庭由紀子
日時:2014年1月 9日 16:11