出力結果が違う
イラストレータの出力結果が違う
ゼロックスより回答がありました。
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文字にツノが出る場合
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フチ文字を作成した場合、画面上では見えていなかったツノが
出力で現れる場合があります。
この問題は、Illustrator上でオブジェクトの位置を変えたり
色を変えたりするだけで、現象が変化する場合があります。
原因となっているオブジェクトをRIP処理する際の
わずかな差違が出力に影響を与えるからです。
今回は、フチ文字「昧」の右上角のパスの形状が原因です、
書体のデザインによって問題の原因となる箇所は異なりますが、
太めの書体で鋭角な箇所が原因となる可能性が高いです。
(下の画像:corner point.png)
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回避策
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①「昧」の右上角のアンカーポイントの形状を正しく変更する。
急カーブになっているアンカーポイントを修正し、
必要に応じて線パレットの「比率」の値を調整します。
②線の結合の形状を、「ラウンド結合」「べベル結合」に変更する。
ツノが出る現象は「マイター結合」を使用した場合にのみ発生するためです。
(最初の画像:sen no zokusei.png)
③フチ文字の「パスのアウトライン」処理をする。
線の属性がなくなるためトラブルを回避できます。
②③はデザインが変化することがあるので確認が必要ですが、
一般的な回避策です。
日時:2016年9月15日 09:18