データのダイエット2
その2 孤立点を消そう
イラストレータは、デザインを進めていくうちに、孤立点ができてしまいます。
文字入力の時に入力内容がなくなってしまった「テキストオブジェクト」や作図中にできてしまう「余分なポイント」が主なものです。
これが、何も問題ないのなら特に消す必要もありせんが、印刷の領域として認識されてしまいます。
そのため配置すると94×58ミリのアタリワクの外側にある孤立点はサイズのうちに入り、アタリワクのサイズよりも大きくなってしまいます。
この孤立点を削除するには、「選択」→「オブジェクト」→「余分なポイント」と同じく「テキストオブジェクト」を選んで削除します。
特に、データが完成した際に、「すべてのロックを解除」して「すべてを選択」を実行されると、アタリワクの外に孤立点がないか分かります。
時々、大きく作った書類の端などに孤立点が残り、すべてを選択したときの数値が異常に大きい場合などもあります。
印刷時にも、フォントがそのままのためRIPエラーになることもあります。
日時:2009年7月 4日 14:48