祟り神を鎮める
いまや原発は、「祟り神」になってしまった。
長期戦はさけられない状態だ。
こんな時にあえて、科学で生きてきた日本としては「祟り神」を鎮めて、守護神とかえなければならないと思う。
日本の神社の多くは、「祟り」をなすことを恐れて、人や自然を「神」として祭ってきた。
「祭る」ことによってこの「祟り神」に、守護神となってもらうおうというなんとも都合のいい考え方だ。
だが、これになぞらえるならば、今「祟り神」となった「原発」をなんとか「守護神」と変えなければならない。
良く「人生は失敗と思ったら失敗。成功するまでやり続けるのが人生だ。」というようなことを言う。
科学で飯を食っている国-日本としては、どんなに悲惨な状態になったとしても、この失敗から逃げてはいけないと思うのだ。
この失敗から逃げたならば、次世代は無いのだと思う。
ただ、覚悟を決めて「江戸時代」のような生活にもどるというのならば、それもいいのだが......。
幸い、まだ「原発」での死者は出ていない。
日時:2011年3月30日 16:50