成功するDMの「いろは」で成約率アップその2
前回の「成功するDMの「いろは」で成約率アップその1」では、つい開けてしまうDM事例を紹介しました。
今回は、成約率アップのDMのいろはを一挙公開。
ウェブの時代だからこそのDM
書籍も電子書籍になって、検索すれば大抵のことは情報として知ることができる現在、紙媒体の広告は下降していると思われがちですが、そんなことはありません。
メールによるダイレクトマーケティングが「スパム」と言われ、SNSで広告を出そうものならたたかれ、自社サイトの商品案内のページはすっかり読まれなくなってしまった現在、ユーザーにとってウェブでの広告は「慣れっこ」になってしまっているのですね。
紙媒体のDMは、人の脳と五感にヒットすると言われています。
ウェブの場合は、目から入る情報のみで流し読みのような目の動きをするそうです。
しかし、紙など手に取るものは、目からの情報のほかに、触感も加わり、そこから「緊急」「あたたかい」「冷静」「高級」「親近感」などを想像させ、五感を刺激します。
文字だけの情報ではなく、デザインや素材も重要であることがわかります。
そこから考える成約率の高いDMの特徴は
1 ひとつの情報を完結にまとめられている
2 キャッチコピーがポジティブで目標となりえるものである
3 商品情報で完結するのではなく、商品を購入後のメリットを伝えている
4 商品を購入する人が持っている悩みを解決している(商品購入の前に!)
5 封筒が商品イメージに合っている(購入するターゲットが求めるブランドイメージ)
6 開けないと手に入らないものが入っている(問題集や試供品など)
7 割引券やクーポンなど、気軽にお試しできる仕掛けがある
8 有益な情報が書いてある(受験生の心得や、部分やせに効くストレッチなど)
9 イラストや図が豊富(マンガでわかるシリーズ)
10 お申し込み方法が簡単(FAXを送るだけ・返信ハガキに名前を書くだけ)
いかがですか?
ものすごい加工をしなくても、ものすごくデザインに凝らなくても出来るものですね。
次回は、いろはのひとつひとつを検証していきます。
日時:2014年3月10日 14:12